やはりこのドラマは面白い。ちょっとストーリーが複雑すぎて、見てる方が欺かれるような感じもするけど、見終わってシーズン3も見たくなる。
このドラマの核は何と言っても、正義感で闇を暴いていく主人公のファン・シモク検事(チョ・スンウ)。子供の時におった障害で感情を失っているのでいつも無表情。無表情なので何を考えているのか分からない。それがミステリーをより面白くしている。シーズン2では、2度笑い、1度だけ激怒する。そのギャップ。特に笑うシーンは心を許している相手にだけなので、関係性を伝える演出として良いと思う。
まだまだハン・ヨジン刑事(ペ・ドゥナ)との名コンビを見たい。シーズン3期待してる。

まずまず面白い。気が小さくて武闘派でもない地方公務員の課長にすぎないマ・ドンソク。普段の映画やドラマで見られない役柄なのでそれだけで何か滑稽。
題名の“元カレは天才詐欺師”は原題にはない表現。“38師機動隊”って何のことやらわからないもんね。最後まで分からなかった。とはいえ、“元カレは天才詐欺師”は無いなあ。元カノ(スヨン)はヒロインというほど中心には居ない。逆に言うと、もっと重要な立場だった方がもっと面白くなったような気もする。
こういう詐欺師が主役のドラマは結構あるが、ドラマのなかで詐欺を働くだけではなく、見てる視聴者も欺かなければならないわけで、そこも面白さに影響する。「なんだ、そうだったのか!」なわけだが、ストーリーが進むにつれ推測できはしてしまうなあ。

シーズン1は緊張感ある最終話にあるようにアクション、ロマンス、ミステリーがほどよくあったのにシーズン2はほぼロマンスだけというのがちょっと残念だった。シーズン1と2で一番違うのがヒロイン役。ストーリーとはマッチしているので女優が代わるのは必然的なんだけど、コ・ユンジョンよりもチョン・ソミンの方が表情豊かだし好みだなあ。
曲がいい。ラブソング、ラブバラード。韓国ドラマは音楽も要チェックだよね。

ヒューマンドラマの傑作に違いない。
日本で言うなら昭和のような雰囲気と近所付き合いがあるソウルの路地を舞台に、そこに住んでいる同い年5人組とその家族の物語。
家族愛、友情、兄弟愛、恋愛とそれらを包み込むような思いやりと支え合う人々は誰もが主役だ。彼らの言動は時代に関係なく魅力的で感動させられる。

シーズン1をAmazonで、、、だけどシーズン1のエピソード2として日本で放映されているのはWikipediaによるとシーズン2のエピソード1のようだ。まあ見ても違和感はないから別にいい。多分シーズン1が1話だけではということでシーズン2から持ってきた?
そのシーズン1の2話とも面白いけどエグい事件。いずれでもグレイスが占い師に助言を乞うという警察にあるまじきことをやってしまうんだけど、それが結果的に当たっている。
グレイスは、どうも妻に失踪されそれがトラウマのようになっている。グレイスを演じるJohn Simmといえば傑作(に違いない)ドラマ『Life on Mars』。どうしてもあのドラマの刑事をイメージしてしまうけど、それもおかしくないような変わった警視である。

なかなか面白い。後半一気見して夜更かし。
しかしだ、見終わったらこいつら“悪い奴ら”じゃなくて主役からして“馬鹿な奴ら”だった。みんな勘違い野郎。
マ・ドンソクが出演してるだけあってか、彼主演の映画のようなアクション満載。
『偶然見つけたハル』主演のキム・ヘユンが出演してんのね。