やはりこのドラマは面白い。ちょっとストーリーが複雑すぎて、見てる方が欺かれるような感じもするけど、見終わってシーズン3も見たくなる。
このドラマの核は何と言っても、正義感で闇を暴いていく主人公のファン・シモク検事(チョ・スンウ)。子供の時におった障害で感情を失っているのでいつも無表情。無表情なので何を考えているのか分からない。それがミステリーをより面白くしている。シーズン2では、2度笑い、1度だけ激怒する。そのギャップ。特に笑うシーンは心を許している相手にだけなので、関係性を伝える演出として良いと思う。
まだまだハン・ヨジン刑事(ペ・ドゥナ)との名コンビを見たい。シーズン3期待してる。
月: 2025年2月
韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師 〜38師機動隊〜』
まずまず面白い。気が小さくて武闘派でもない地方公務員の課長にすぎないマ・ドンソク。普段の映画やドラマで見られない役柄なのでそれだけで何か滑稽。
題名の“元カレは天才詐欺師”は原題にはない表現。“38師機動隊”って何のことやらわからないもんね。最後まで分からなかった。とはいえ、“元カレは天才詐欺師”は無いなあ。元カノ(スヨン)はヒロインというほど中心には居ない。逆に言うと、もっと重要な立場だった方がもっと面白くなったような気もする。
こういう詐欺師が主役のドラマは結構あるが、ドラマのなかで詐欺を働くだけではなく、見てる視聴者も欺かなければならないわけで、そこも面白さに影響する。「なんだ、そうだったのか!」なわけだが、ストーリーが進むにつれ推測できはしてしまうなあ。

映画『カーリングの神様』
昨日は御代田町のエコールみよたで開催された上映会で観てきた。撮影地である御代田町(みよたまち)。3回の上映会は大人気だったようだ。
カーリングの醍醐味が分からないといまいちピンとこない映画になってしまうだろうからそこが一番大変だったのではないかと思う。フィギアスケーターである主演の本田望結。演技上手かったんじゃないかな。若い女優たちみんな良かったと思う。
映画の冒頭のに“西軽井沢”という呼び名がある御代田町と軽井沢町の対立?で笑いをとってたけど、お隣りだし境はないようなもので楽しい地元ネタ。
カーリングは氷上のチェスと言われているが、先を読みそれを実行する技術と重いストーンを投じまたスイープという移動しながら氷の上も擦って方向を調整する体力が問われる難しい競技。一投で形勢が変わるので見ていても大変に面白いのだ。
先日行われた全日本選手権で“チーム御代田”はなんと第4位。SC軽井沢や中部電力よりも好成績で、つまり軽井沢に勝ったことになる。映画上映会の挨拶によると、映画に使われた『みよステラ』を名乗る案もあったらしいけど御代田町の宣伝にもなるからとチーム御代田にしたらしい。映画と相まってカーリングと御代田町の知名度が上がればいいですね。