ニュースからだけど、オリンピックでSNSでの誹謗中傷がさらに悪化したように感じる。匿名だからハードル低くて、さらにバレないという心理が働いてるのでは。できるだけ実名でやれば。

『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(ファン・ボルム、集英社)

読了。この本が伝えてくれることを書こうと思ったけど、巻末の作者自らの説明が全てを語っているようなのでやめておくが、先日も書いたように生きづらさを感じている人たちがこの本を読めばハッとさせられる言葉が満載でありなんらかの啓示を得られるはずだ。
作者はエッセイストということで、この小説は登場人物を使ったエッセイ集のように感じた。ヒュナム洞書店の店主からはじまって登場人物の輪が広がり、それぞれの人が抱えていることと彼らがどう気持ちを切り替えていくかという物語。そこに少しでも自分を見出せるから没入してしまう。

『ようこそヒュナム洞書店へ』

ついに昨日から読み始めたけど、まだ半分も読んでないけど確かにこの本はいい。本屋大賞 2024 翻訳小説部門1位『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』。人生に悩んでる人への答えが散りばめられている。

WIREDの記事のタイトルに使ってる言葉が焼き付いた。“物理的体験”。色々なものがオンラインに移行されて行ってる今、見直したいキーワードなのではないか。当該記事はアナログレコードのプレーヤーを紹介するもので、まさに人気が沸き起こっている物理的体験を実現するもの。子どもにしても、缶蹴りや面子、ビー玉、木登りなどなど昭和世代のリアルな遊びも楽しいよ。

面白い。ストーリーも脚本もいい。最終話は途中で「なんでやねん!」と叫びそうになったけど、そうかそうかそういう落とし所だったんだ。それしか無いかもなあと納得。
暗殺者として育てられた王女ピョンガンは強い。それを演じるキム・ソヒョンは美しいし、演技が上手い。
役者交代で主演男優オン・ダル演じたそうなナ・イヌもいいね。チェ・ユファもいい。子役のオ・アリンもいい。
高句麗という立場の難しい国の歴史にも興味津々。