まずまず面白い。気が小さくて武闘派でもない地方公務員の課長にすぎないマ・ドンソク。普段の映画やドラマで見られない役柄なのでそれだけで何か滑稽。
題名の“元カレは天才詐欺師”は原題にはない表現。“38師機動隊”って何のことやらわからないもんね。最後まで分からなかった。とはいえ、“元カレは天才詐欺師”は無いなあ。元カノ(スヨン)はヒロインというほど中心には居ない。逆に言うと、もっと重要な立場だった方がもっと面白くなったような気もする。
こういう詐欺師が主役のドラマは結構あるが、ドラマのなかで詐欺を働くだけではなく、見てる視聴者も欺かなければならないわけで、そこも面白さに影響する。「なんだ、そうだったのか!」なわけだが、ストーリーが進むにつれ推測できはしてしまうなあ。