『大佐に手紙が来ない』(ガルシア・マルケス) Posted on 2024.8.13 13:09 by nino ガルシア・マルケスの『百年の孤独』が話題になっている。単なるブーム?この作家の小説は読んだことがないし、『百年の孤独』難解であると聞く。そこで“『百年の孤独』文庫化に備えよ”というキャッチにまんまと誘われて『ガルシア=マルケス中短篇傑作選』という文庫本を購入。中の一編目『大佐に手紙が来ない』を読んでみたらこりゃすごい。リアルな情景描写、些細な出来事の積み重ね、でも全体像が見え難いもどかしさ。要するに引き込まれて面白い。この作家の特長なんだろうか。