懐古園に行ってみた。桜はほぼ見頃。大変な賑わいに驚き、石垣の上も人混みで怖いほど。

殺し屋の物語。台詞のほとんどは彼の内なる声ばかりで、凄腕の暗殺者なのに表面的な冷静さとは真逆な、自分を落ち着かせよう、そつなく実行しようという自己暗示めいた言葉を繰り返す。それがこの映画の緊張感を醸し出している。そこがおもしろい映画。

まあまあかな。エンディングへの伏線が最初はないから終盤になって急になんじゃそりゃとはなる。それから、ふたりは同じ職場なのにほとんど何も仕事の話が盛り込まれてないのも、なんじゃそれ。
主演はシン・ヘソン。どうしてもあのめちゃくちゃ面白い『哲仁王后〜俺がクイーン!?』の演技を期待してしまうけどまあドラマのストーリーにあった演技にならざるを得ないのは仕方ない。
『ヒーローではないけれど』で書いたけど、ここにも出てる子役パク・ソイの演技が素晴らしい。賞もたくさん取ってるようで納得。この子の他の出演作も見てみたい。