読了。韓国ドラマの中で一部引用されていた一片の詩『白き壁があって』で興味を持ち、他の詩は?彼の生涯は?という興味を解決してくれる本であった。日本統治下にある韓国や満州での生活、そして朝鮮戦争と北朝鮮での苦難。潔癖症のイケメン文学青年が北朝鮮の農村に追いやられる晩年は詩作もままならなかったようだ。
白石の元恋人である小夜(金英漢)の「真冬の雪が最も降りしきる日に私のお骨を吉祥寺の広場にまいてください」という遺言も白石を感じさせられる詩的さ。
※吉祥寺は金英漢が寄進した土地に建立されたソウルにある寺だそうです。

まあまあ面白い。復讐劇の方を期待して見たもののその辺りはあっさりで、題名の通りロマンス中心であった。
チョン・リョウォンがキュート。チャン・ヒョクかっこいいなあ。イ・ミスクは一人二役だったんだ。分からなかった。
しかし、韓国の人はジャージャー麺好きだよね。